小金井メンタルクリニックについて
職場での問題、生活上のお悩み、人間関係、介護問題などによって不調(不安感や落ちこみ、夜眠れない、動悸や緊張、めまいなど)を感じることは特別なことではありません。
「こんなことぐらいで」とためらわず、不安なことがありましたらまずはご相談ください。
そして、いつの日か皆様が生き生きとした生活を取り戻せるよう、丁寧にお一人お一人にあわせた診療を行っていきたいと考えております。
診療科目
心療内科 精神科
治療内容
集中できない・イライラする・気分が優れない・やる気がでない・胸がどきどきする・眠れない・食欲がない・不安が強い・疲れやすい
このような症状のある方は、当クリニックまでお気軽にご相談下さい。
昨今、日常的な話題となっている「こころの病」や メンタルヘルス(心の健康)に関して、診療してまいります。
心の健康・不調について
ストレスの多い現代社会において、心の不調で悩まれることは決して珍しいことでも恥ずかしいことでもありません。
先進国である我が国では、公衆衛生の充実や、医療技術の進歩のおかげで、肉体面の健康は向上し、世界一の長寿国となっております。
しかし、日々高度となる社会の情報化や、めまぐるしく変化する社会情勢に対処するなかで、精神やこころが疲弊しがちです。
人間のこころは、ある程度のストレスには対処できるように出来ていますが、ストレスが過重だったり、運悪く複数のストレスが重なることで、不安症状や、うつ症状などの、心の不調があらわれることがあります。
また、過度のストレスが、気分障害や精神病性障害などの発病のきっかけとなることもあります。
こころの病気も、体の病気と共通してることが多くあります。
体の病気と同じく、心の病気も、自分で気づかないことがよくあります。自分では全く気づかずに、他人に指摘されたり健康診断で指摘されたりして初めて病気に気づかされることもあるでしょう。
また、自覚的な症状の強さと、医学的な重症度は必ずしも一致しません。
重症だと思って病院に行くと、心配しなくていよい、といわれて拍子抜けしたり、逆に軽症だと思っているうちに病気が進行し、受診したときには既に重症化していて、すぐに治療を開始しなければならない場合もあります。
あるいは、不調を自覚していても、受診したらどのような治療を受けることになるのか心配で受診に踏み切れないことも多いでしょう。
しかし、やはり、ご自分一人で悩まれるよりは、受診して、医師の見立てを聞いてみられてはいかがでしょうか。
心の病気には、数多くの種類があります。病気の種類や重症度に応じて、治療法も様々です。
しばらくの休養でよくなる場合もありますし、医学的治療よりは、むしろ、生活習慣の改善の方が大切な場合もあります。
その一方で、専門的な薬物治療をすぐに開始したほうがよい場合もあります。
心の病気に対して用いられる薬には多くの種類があります。
副作用が全くない薬というものは残念ながら世の中に存在しませんが、昨今の治療薬は、以前に比べると副作用が軽減されておりますので、体への負担をできるだけ小さくして治療を行うことができるようになってきました。
それぞれの患者さんごとに、効果の出方や飲み心地、副作用の有無が異なりますので、薬物治療を行う場合には、ご相談をしながら、それぞれの患者さんに最も適した薬となるよう調節を進めてゆくことになります。
とは言っても、不摂生な生活を続けていては、いくら薬を服用しても病気がよくなりませんから、生活スタイルや生活習慣についてもご相談をし、必要があれば、より健康な生活習慣についてのアドバイスをさせて頂く場合もございます。
当院では、患者さんが、より早く、こころの健康を取り戻すことができますよう、スタッフ一同尽力して参ります。