
風邪は万病の入り口です。通常の風邪であれば長くても1週間から10日もすれば治りますが、風邪のような症状から始まる様々な慢性疾患もあります。また風邪をきっかけに発症する病気もあります。初期治療で良くならない、なにか変だな、と感じたらご相談ください。
循環器とは、心臓から血液が送り出されて体じゅうの組織を巡る、その経路のことを言います。したがって循環器内科では、狭心症・心筋梗塞、心不全、不整脈などの心臓の病気や、動脈瘤、動脈硬化などの血管の疾患を診療します。
心臓は心筋という筋肉でできており、内腔が空洞で伸びたり縮んだりしながら全身に血液を送り出すポンプです。人間の心臓は4つの部屋に分かれています。中隔という真ん中の隔壁で左右に分かれ(右心、左心)、さらに上下の部屋に分かれ(心房・心室)、両側の心房?心室間、心室から血管への出口にはそれぞれ弁がついています。
すべての血管は心臓につながっており、全身にネットワークを張り巡らし、広がったり縮んだりしながら臓器や筋肉などに調度よい量の血液を常に供給し続けています。動脈硬化で血管が硬くなって内腔に様々な物質が溜まって狭くなると臓器に十分に血液が送れなくなり、その臓器は酸欠になって死んでしまいます。これが重要な臓器になると命に関わることになるので、心臓がうまく働かないと全身のあらゆる臓器に悪影響が出てきます。
心臓は心筋という筋肉でできており、内腔が空洞で伸びたり縮んだりしながら全身に血液を送り出すポンプです。人間の心臓は4つの部屋に分かれています。中隔という真ん中の隔壁で左右に分かれ(右心、左心)、さらに上下の部屋に分かれ(心房・心室)、両側の心房?心室間、心室から血管への出口にはそれぞれ弁がついています。
動脈硬化は老化とともに基本的に誰にでもおこる現象です。動脈硬化がおきた血管は、壁が固くなり、内腔は沈着した粥腫(コレステロールや脂肪などと、血中にあるマクロファージと言われる物質が沈着したもの)で狭くなっていきます。この粥腫はプラークと呼ばれ、中が液状や柔らかい物質であると破れて中身が血管の中に流出し塞栓症をおこします。心臓なら狭心症、脳なら脳梗塞の原因になることもあります。
喫煙が動脈硬化をはじめ、肺がんや各種悪性腫瘍、肺気腫などの呼吸器疾患と密接な関係が有ることはもはや周知のことですが、一度常習化されてしまうとなかなか個人の意志ではやめることが難しいケースが有ります。
睡眠中の呼吸が止まったり呼吸が浅かったりすることで、脳に十分な酸素が供給されず、不眠、日中異常に眠くなる、だるい、悪夢を見る、集中力の欠如などの症状があらわれます。ご一緒に休まれるご家族やパートナーの方から、いびきや寝ている時に息をしていないようだと指摘されてわかることもあります。
骨の強さを判定する際の重要な尺度の1つに“骨密度”(一定体積の骨中に含まれるカルシウムやマグネシウム、リンなどミネラル成分の量)があります。当院での骨密度の検査はMD(microdensitometry)法を用います。
当院では世田谷区の区健診を実施しています。検診結果について詳しくご説明するとともに、精密検査も実施します。ぜひご活用ください。(注:眼底カメラは実施しませんのでご了承ください。眼科検診の際は近隣眼科施設をご紹介します)